フィンランドの魅力を楽しむ旅へ

旅の参考にしたいその国の重要な5つのキーワードで見る世界。今回は北欧のサンタクロースでおなじみのフィンランドです。美しい街並みが特徴の首都ヘルシンキでは、美味しいシーフードを舌鼓、ラップランドではサンタクロースとの出会い、大自然たっぷりのイヴァロではオーロラツアーやトナカイに会うことも出来ます。5つのキーワードと共にフィンランドの魅力を見て行きましょう。

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ムーミン

フィンランド生まれの世界的キャラクタームーミン。フィンランドにはムーミンに会えるテーマパーク「ムーミンワールド」、ムーミンのルーツを辿れる「ムーミン谷博物館」、首都ヘルシンキには可愛らしい「ムーミンカフェ」があります。

ムーミンカフェではラテをオーダーすると必ず、ムーミンのキャラクターのラテアートをしてくれます。野菜たっぷりのキッシュ、サンドイッチ、あまーいシナモンロール、チーズケーキ、チョコレートケーキなど旅を楽しむエナジー補給にぴったり。

ヘルシンキの寒い冬の時期、観光の合間に冷えた体を温めようと、カフェに訪れるとムーミンに癒されるほっとする時間。ムーミンファンで無くても行けば可愛さのあまり、ムーミンをもっと知りたくなる様なそんな場所です。ムーミンを楽しむのはフィンランドの旅に添えてみたいキーワードの1つと言えます。

ヘルシンキの街歩き

ヘルシンキは歴史的な建物が多くある中で、ヨーロッパらしい近代的な建物も街に溶け込んでいます。ヨーロッパの中でも街自体とても清潔で、治安も良く街歩きにオススメの場所です。

街歩きに寄って欲しいヘルシンキ大聖堂。長い階段の上に建つ白亜の大聖堂は、まるで天空にある様な美しい趣ある建物。大聖堂の屋根にある12使徒の真鍮は、世界最大の真鍮コレクションでもあります。 

街歩きに欠かせないショッピングにオススメのデパート「ストックマン」。ヘルシンキ中央駅からは徒歩4分の近さ。1862年から創業している老舗のデパートで、フィンランドのみならず、スカンジナビアの中で最大級のデパートです。ヨーロッパブランドの洋服、バック、フィンランドデザインのお土産など魅力的な物が揃っています。免税対象商品は10%割引になるので、お得に買い物が出来ます。デパートにはヘルシンキ発のコーヒーチェーン店「ロバーツコーヒー」や地下には巨大なスーパーマーケット、デリの売り場などが充実。フィンランドの食を探るには、ぴったりの場所です。

ヘルシンキの港の海辺を歩くのもオススメ。周辺では野外マーケット広場が有名で、夏の時期は沢山のお店が並びます。とれたてのお野菜、フルーツ、魚、肉などの食品から、雑貨、洋服など。港からは1868年に建てられたエメラルドグリーンの屋根が特徴的なウスペンスキー大聖堂が見えます。街全体が全て絵になる美しさ、そして空気もいいのでいつまでも歩いていられる様な街なのです。

ハカニエミ・マーケットホール

フィンランドの食について知りたいのなら、ハカニエミマーケットホール (Hakaniemi Markethall)がオススメ。マーケットのすぐそばの港沿いに建つレンガ作りの建物。100年以上前に建てられた歴史あるマーケットホールです。

マーケットの中にはローカル野菜、海産物、お肉、スイーツ、デリ、シーフード料理屋、カフェなどお店がずらりと並んでいます。デリで買ったお惣菜、シーフード店で買ったイクラなどを買って、白ワイングラス片手にその場で飲んで食べるのも、マーケットならではの楽しさ。

マーケットホールには目移りしそうな食べ物ばかり。人気のカフェ「ストーリー」では朝食、ランチメニュー、パン、ケーキ、ワインなど魅力的なメニューが多くローカルにも人気です。特に自家製ケーキやパンはボリュームたっぷり。マーケット内を見てまわった後の休憩にオススメの場所です。

マーケット内では度々、サーモンスープをメニューに見るでしょう。フィンランドの伝統料理の1つです。お店によって味は違いますが、コクのあるクリーミーなスープは一口食べればやみつきに。おみやげも、おいしいものも、なんでも揃うハカニエミ・マーケットはヘルシンキで訪れるべき場所です。

トナカイ

ヘルシンキから飛行機で北へ1時間半の場所にあるサーリセルカ。冬の時期の気温はマイナス10度から20度を越える事がほとんどの白銀の世界です。辺りには数件のホテルとレストランしか無い小さな森に囲まれた街。そんな白銀の森に住んでいる美しいトナカイは、わざわざ来て良かったと感動する出会いが待っています。

トナカイ遊牧民のサーリ族の代々血を引く人達との出会いや、トナカイとの生活についてなど、私達の生活では考えられない様な世界を知る事が出来ます。同時に幻想的な白銀の世界に包まれた空間と、トナカイとの触れ合いとの別世界に引き込まれます。フィンランドの自然を感じる旅には欠かせないのは、トナカイとの出会いではないでしょうか?

オーロラ

Pixabayからの画像
フィンランドには有名なオーロラの伝説があります。トナカイ遊牧民であるサーミ族によると、オーロラはキツネが北極圏の丘を走る時に、尻尾が雪原に当たった際に火花となり、夜空に光となって現れたものなのだとか。キツネの動きの様にミステリアスなオーロラは、フィンランドの自然を体感する上で欠かせないもの。

Pixabayからの画像
冬の寒い雪景色の中探す、オーロラハントは冒険の様にワクワクします。必ず見れるとは限らないですが、大自然を肌で感じ、ミステリアスな物を探す経験はなかなか出来ません。そして、ロヴァニエミと言う小さな町では、1年中サンタクロースに合う事が出来る村もあります。まるでおとぎの国の様なフィンランドは、北欧の中でもオススメの旅先です。食、文化、出会い、経験など全てにおいて満足する旅になるでしょう。

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