世界の人はクリスマスに何を食べているの?世界のクリスマス料理特集

世界にはその国によって伝統料理、文化、言語などがある様に、クリスマス料理もその国によって様々な料理があります。日本ではショートケーキを食べる独自の風習がありますが、他の国でも個性豊かなクリスマス料理やスイーツを食べて過ごしています。今回は世界中のクリスマス料理を楽しんでみましょう。

Contents

セルビア共和国|スラヴスキ・コラチ(Slavski kolač)

セルビア共和国はセルビアを中心に多くの間で信仰されている正教会があります。正教会ではクリスマスが1/7になります。クリスマス当日は市内でスラヴスキ・コラチと言うパンが無料で配られます。パンの中にコインが入っていると、その年は幸運になるそうです。ちなみに今では少なくなったそうですが、クリスマスまでの1ヶ月間はお肉を一切食べず、野菜やお魚だけ食べるそうです。そして1/7日当日にお肉などのご馳走を食べるのが風習なのだそうです。

エルサルバドル|ガローボ(garrobo)

謎に包まれた中南米のエルサルバドルですが、クリスマスは家で女性が料理を作り家族でお祝いをします。一般的にチキン、ポークを焼いた物にトマトソースなどを付けて食べるそうです。そして今では地域によって違法だったり、食べる人は減って来たそうですが、garroboと言う日本名でツナギトゲイグアナを、丸焼きでクリスマスやお祝いなどで食べるそうです。食べるとチキンの様な味がするのだとか。

フィリピン|ビビンカ(Bibingka)

バナナの葉を敷いたケーキ型に、ビビンカの生地を流し込んで焼いたケーキ。生地はもち米とココナッツが使用され、お砂糖とココナッツの果肉を乾燥させた物をトッピングします。クリスマスやお正月に家族で食べる定番スイーツです。もち米同士がくっつくイメージが、家族がくっつく様に仲良く過ごせると言う事から食べられるそうです。

デンマーク|エイブルスキーワ (Æbleskiver)

デンマークの小さい丸型の甘いパンケーキ。たこ焼き機の様な半球形の穴に生地を流し込んで焼き上げ、最後に粉砂糖を振ります。12月に入ると街中のお店の至る所で、エイブルスキーバーが売られ始めます。クリスマス以外にもお誕生日に家庭で作ったのが、パーティーで並ぶ事もあるそう。シナモンを入れたホットワインと一緒に食べるのが、クリスマスの恒例になっているそうです。

イギリス|七面鳥(ローストターキー)

イギリスのクリスマスの食卓に欠かせないのが七面鳥(ローストターキー)です。クリスマスの定番料理ですが、最近ではチキンより淡白で美味しくないと思う人が多く、家庭によってはハム、ローストビーフ、ガチョウなどを食べる所が増えているのだとか。ブランデーに漬けたドライフルーツや香辛料が入ったクリスマスケーキも定番スイーツです。

オーストラリア|シーフード

日本とは違い南半球のオーストラリアでは真夏のクリスマスになります。クリスマスは家族や親戚が集まって、豪華なお料理が並んだテーブルを囲んだり、お庭でバーベキューをするのが定番。ターキーやチキンなども食べるそうですが、暑い時期なのでシーフードなどの冷たい食べ物を食するのがオージー流のクリスマス料理です。バーベキューでもお肉より、さっぱりしたエビや貝などが主役の食材になるそうです。
世界にはまだまだ色々なクリスマスの食べ物や、過ごし方があります。また、面白い食べ物などがあれば追加更新していきます。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。