ミシュラン 3つ星 フレンチ レストラン オデット シンガポール

今回はシンガポールで何年もミシュラン3つ星を取り続けている有名レストラン「オデット」を紹介します。アジアのベストレストラン50の常連でもあり、数々の賞を獲得しているシェフです。美しいアートを見ているかの様な盛り付けに、素晴らしいホスピタリティーが魅力的なフレンチレストランです。

今回オーダーしたのは、$428(約41000円)7コースメニューとワインのペアリング$245(約24000)です。
席に着くとまずはシャンパンやロゼが積まれたワゴンが来て、説明を聞いた後好みの物をチョイスします。

下から時計回りに、チーズスティック、帆立と紫蘇とオニオンのタコス、タルト生地にオニオンクリームが入ったフィンガーフード。
どれも素晴らしく感動するような味でした。

マッシュルーム、トリュフがふんだんに入ったムース、トリュフがたっぷり乗ったパイ。

焼きたてのパンはつい食べ過ぎてしまいそうなくらい絶品。

ワインペアリングは普段飲めないようなワインが色々と楽しめるのでおすすめですが、
何度か甘いワインも出てくるのでドライなワインが好みの方は、ボトルやグラスで頼む方が良いかもしれません。

キャビアは「Kaviari」のブランドのもの。パリの中心地に本拠地を構えるキャビアメーカーです。キャビアリは95％がシェフを対象に販売し、シェフと好みの味を考えキャビアの味を作っているのだそう。
雲丹とムースの上にたっぷりのキャビアを乗せてくれます。

サクサクのパンに雲丹のムースと雲丹が乗ったカナッペ。

ローズマリーでスモークした大分の温泉卵が卵のパッケージに乗せられ、ドライアイスがモクモクしています。

マッシュルームのムース、カリカリベーコン、長ネギが入った器に、先ほどの大分の温泉卵を入れます。
素晴らしいプレゼンテーションで、味はもちろん、視覚でも楽しませてくれます。

帆立の上には、海苔、タピオカ、いくら、ネギ、大根を丸い形にしたものなど食感が色々楽しめる一皿。

メインの魚はフランス産モンクフィッシュ(アンコウ)。始めにスモークした魚を丸ごと見せてくれます。
その後、お皿に盛り付けられたモンクフィッシュ、ズッキーニ、ヤリイカ、仕上げにはサフランのソースがかけられています。

メインのお肉はカンボジア産のピジョン(鳩)。始めに、スモークして焼かれたものを丸ごと見せてくれます。

付け合わせには、葡萄のコンフォート、餃子の中身はフォアグラが入っています。
ピジョン自体はミディアムレアで焼かれていました。
個人的な意見ですが牛肉など生肉は普段大丈夫なのですが、私にはこのグニュっとした感触が気持ち悪くあまり食べる事が出来ませんでした。
好みの問題かと思われますが、焼き加減を変えれば食べられたかもしれません。

チーズセレクションは迷ってしまう程、豊富な種類があります。
カウチーズとブルーチーズが好きな事を伝えると、好みに合わせておすすめなのを教えてくれます。

最後のドリンクはコーヒー、お茶などが選べます。
ミントティーをお願いしたところ、ミントの鉢ごと見せてくれました。

パリパリ食感のダークチョコレート、ヘーゼルナッツチョコレートのアイスクリームは絶品です。

可愛らしいデザートはまだ続きます。
左下から時計回りに、マスカルソルベ、日本産のフルーツ、ココナッツチョコレート、カヌレ。
どれも素晴らしく感動する様なデザート達でした。

最後は可愛らしい瓶に入ったいちごのジャムをギフトでもらいました。
オデットはお店の空間も素晴らしく、１つ１つのお皿はまるでアートを見てる様で五感が刺激される場所です。
是非おすすめですので、訪れてみて下さい。

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