ヘルシンキの9年連続ミシュラン獲得レストランOlo

ヘルシンキで訪れるべきオススメのレストランOlo。ノルディックの素材をベースに、フレンチの技法を斬新に取り入れた創作料理(ニューノルディックキュイジーヌ)を堪能する事が出来ます。2011年から毎年ミシュランスターを獲得する実力派。メニューは季節ごとにガラリと代わる為、ローカルのリピーター客も多い人気のレストランです。

店内は落ち着いた北欧の温かみあるデザイン。ミシュランですがドレスコードは特になく、気軽に食べられるのも嬉しいところ。

メニューは2時間コース€103と3時間コースの€152のコース料理のみ。今回紹介するのは3時間コースメニューです。まずは洋風出汁とカブの前菜から。ピンセットでいただきます。

ゴートチーズとラズベリー。

サンチョーク(エルサレムアーティチョークとも呼ばれる野菜)、ドライエイジビーフ。

アイスランドサーモン、イクラの茶碗蒸し。日本を感じるような名前のメニューもあり、日本の出汁を思い出すような奥深い風味がします。

Oloではパンが途中で出てきます。焼きたてを食べて欲しいと言う事から、お客さんが席に着いたのを見計らって、オーブンに入れるのだとか。パンに合うオススメのビールと一緒に。

フィンランド産ダックレバー、ラズベリー、赤カブ。

ムール貝、鱈、フィンランドアーモンドポテト。

ヨーロッパアカザ海老、バターナッツスクワッシュ、サワークリーム。

トナカイ肉、レモンタイムソース。フィンランドには狩猟の歴史が長く、鹿やウサギなどのジビエ伝統料理を家庭でも食べます。中でもフィンランドのレストランで必ずと言っていいほどメニューにあるのがトナカイ肉です。

チーズの盛り合わせを挟んだ後はデザート。一品目はワッフル、ソースは柚子とローズのジャム。

ミルクアイス、フィンランド産クラウドベリー(フィンランドで採れるバラ科キイチゴ属の植物)、黒ビールチョコレート。

プティフールのチョコレート。

北欧で定番のお菓子リコリス(スペインカンゾウと言う甘草の一種)は世界一まずいと言われているお菓子です。そのリコリスを使ったチョコレート。リコリスの味はあまり強くなく、ビターなチョコレートの様な味です。

最後は焼きメレンゲのプティフールでラストです。品数は多いですが小さめのポーションと、五感を刺激される様な素晴らしいお料理とあって、最後まで美味しくいただけます。9年連続ミシュランを獲得したシェフによる、フィンランドの旬の食材を贅沢に楽しめるOlo。ヘルシンキに訪れたら行くべきオススメのレストランです。

基本情報
名称
オロ(Olo)
住所
Pohjoisesplanadi 5, 00170 Helsinki, フィンランド
アクセス
ヘルシンキシティーホールから徒歩1分
営業時間
火曜から金曜18:00-0:00 土曜16:00-0:00
定休日
日曜、月曜
電話番号
+358 10 3206250
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