マレーシアからシンガポールにペットを連れて引っ越しするのはやめた方がいい理由

今回はマレーシアからシンガポールにペットを連れて入国する為の、情報などをシェアします。日本からシンガポールへペットを連れての入国は比較的簡単ですが、マレーシアからシンガポールへの入国は複雑になります。日本語ではほぼ情報が出てこないので、ペットを連れて入国する際の参考にしていただければ嬉しいです。

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ペットの入国に必要なプロセス

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マレーシアからシンガポールへの、ペットの入国には多くの書類、証明書、事前処置が必要です。

  • シンガポール政府指定の Animal & Veterinary Service (AVS)の書類に、マレーシア政府からの署名をもらう。
  • マレーシア出国前に臨床検査を受け、政府機関発行の健康証明書を取得
。
  • エアラインを決めて予約。
  • 係留所の予約。
  •  Animal & Veterinary Service (AVS)指定の輸入許可証申請と取得。
    ザッと書くとこの様になりますが、もちろんこれらは全て英語で取得する必要がありますし、かなり時間を要する場合があるので、時間に余裕を持つのも大事です。
ペットとの入国方法

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  • 飛行機で入国する場合
    午後8時までに入国ができる様に到着する事。
    飛行機を予約する際に、ペット預け予約も必要。
  • 陸路で入国する場合
    午前8時から午前11時の間に、マレーシアとシンガポールの陸路入境のTuasチェックポイントに到着する事。
    シンガポールで走る事のできる車両のライセンスを持った車でないと入国はできない。

入国時には時間や、陸路は決められた入境場所などの制約があります。

カテゴリーによって入国ルールが異なる

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シンガポールではペットの輸入に、狂犬病が多い少ない国によって、カテゴリーが異なる。
カテゴリーはAからDまであり、Aは規定の予防注射の証明や年齢、カテゴリーAの国に6ヶ月以上滞在していたなどを満たしていれば、入国ができる。
カテゴリーAは(2020年12月現在)イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドが該当する。日本はカテゴリーB。
逆にカテゴリーDの国は予防接種、事前書類に加えて、厄介なのが次の項目で説明する係留所(Berthing Bacilities)に30日間ペットを預けなくては行けない事。
カテゴリDはマレーシア、韓国、中国などが含まれ、他にも沢山の国が該当する。

係留所に30日間収容される

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到着し、書類手続きが通ると、ここからペットだけ空港、陸路の着地検疫所から係留施設へ、搬送されて行きます。輸送代は$74 (日本円で約5700円)

部屋は2種類に分けられる。

  • エアコン付き1日$26.25(日本円で約2000円)(食事付き)
  • 扇風機付き1日$16.80(日本円で約1300円)(食事付き)
    シンガポールは年中暑いので、扇風機の部屋は体調面でも心配です。
    係留期間の30日間は施設内の指定の場所で犬の散歩、シャンプー、持参の餌やりなど、日曜日を除いて面会に来る事が出来ます。(要予約)
    部屋によって違いますが広さは2畳ほど。猫の係留部屋は上半分がガラス張りになっている。
    部屋には何も無いので、毛布、おもちゃなどは必ず持参が必要。
    神経質な猫、寂しがりな犬猫など性格によっては、かなりのストレスを抱えて出て来る事も。
かかる費用が高い

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交通費(飛行機、車代)、AVSライセンス申請、着地検疫からの送迎代、係留所宿泊代金30日分など合わせて約$1000(日本円で約78000円)がかかります。
更に、英文輸入許可書、係留所予約、着地検疫所での対応などは、シンガポールのペット輸入代行会社に頼む方がいいでしょう。入国の際に書類の不備などがあれば、入国は出来ません。輸入代行会社に頼んだ場合も考えて$2000(日本円で約150000円)ほどを考えておいた方が良さそうです。

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マレーシアとシンガポールは近い事もあり、日本人の引越しを多く聞きます。日本から連れて行くよりも厳しく、事前にする事の多さ、ペットへのストレス、お金も多くかかります。ペットにとって1番良い方法を見つけるのも飼い主の役目です。ペットが辛い思いをしないためにも、事前に知るのは大事な事。ペットとの引越しを考えている方のお役に立てばと思います。

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